NEWS
新着情報
- HOME
- NEWS(新着情報)
全国から40名のVCが金沢に集結し、“第2回TeSHプレミアムセッション”を開催
24件のシーズ(ステップ1)をピッチ、延べ80件のマッチングを設定
2025年8月1日、北陸3県に加え、東京、大阪、名古屋など全国から40名のVCが金沢(ANAクラウンプラザホテル金沢)に集結し、2025年度TeSHステップ1に採択された24件のシーズのピッチ会“第2回TeSHプレミアムセッション”を開催しました。この結果、 “VCと研究代者の面談80件”が設定されました。今後、ステップ1の事業化推進機関を選定し、ステップ2の申請に繋げていきます。
TeSHステップ1*に採択されたシーズがステップ2**に申請するためには、VCとの共同提案が必須条件になっています。プレミアムセッションは、TeSHが企画したステップ1の研究代表者とVCとのマッチングの機会です。24名の研究代表者は8分ピッチでシーズを紹介し、5分のQ&AでVCと熱い議論を交わしました。VCは、それぞれアンケート用紙に①個別面談を希望するテーマ、②シーズのSABC評価、③コメントを記載しました。
この結果、個別面談の希望は、24件のシーズの全てに及び、延べ80件に達しました。なかには最大9社から面談の要望があったシーズがありました。今後、個別面談を通して、伴走して頂くVCを決定し、ステップ2の申請に繋げます。また、全てのコメントは、24名の研究代表者にフィードバックしました。
なお、シーズのSABC評価のトップ3は、以下の通りです。
- 金沢大学 黒田 浩介 准教授
医薬品の魅力を引き出す魔法の液体“ZILusion”の開発 - 富山大学 歌 大介 准教授
低出力レーザー治療器による新しい在宅治療ビジネスの実現 - 金沢工業大学 藤田 萩乃 准教授
楕円型マイクロ波加熱チャンバの開発
プレミアムセッションは、ギャップファンド(ステップ1、ステップ2)の募集、採択とともに、ステップ1とステップ2を繋げるTeSHギャップファンドプログラムの重要な取り組みの一つです。北陸に全国から40名のVCが参画し、80件の面談が生まれたことは、これまで北陸アカデミアが果たせなかった地域内外の資金調達機関との連係基盤を構築をするものと言えます。
TeSHは、今後、ギャップファンドプログラムを通して、世界にはばたく力強いスタートアップの創出に注力していきます
*ステップ1:応用研究(用途仮説設計から概念実証フェーズ手前)を支援
**ステップ2:概念実証からスタートアップ組成までを支援


TeSH プログラム代表
JAIST 内田史彦