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R7年度 TeSH GAPファンドプログラム『ステップ1』採択者
大学発新産業創出基金事業スタートアップ・エコシステム共創プログラム
R7年度 TeSH GAPファンドプログラム『ステップ1』の採択者が決定しました。
医療
金沢大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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黒田 浩介 准教授 | 医薬品の魅力を引き出す魔法の液体“ZILusion”の開発 |
水にもジメチルスルホキシドにも溶解しない薬剤の扱いは非常に難しく、その薬効評価や投与には課題があった。本研究では、双性イオン液体で薬剤を溶解可能にすることで課題を解決し、新たな医薬品を生み出す。 | |
材木 義隆 特任助教 | HLA欠失検出技術の社会実装 |
白血病や再生不良性貧血にみられるHLA欠失は、免疫回避の仕組みであり、診断や治療方針に影響します。私たちはこの検出技術を社会に実装し、血液難病の患者さんに最適な治療を届けることを目指しています。 | |
松本 邦夫 特任教授 | ネコ慢性腎臓病に対する動物バイオ医薬の開発 |
ネコの多くが慢性腎臓病によって命を失うが有用な医薬に乏しい。私たちは腎臓の再生をもたらす細胞増殖因子の研究を背景に、慢性腎臓病治療のための、汎用性と安全性の高いバイオ医薬候補を創成することに成功した。 |
富山大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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歌 大介 准教授 | 低出力レーザー治療器による新しい在宅治療ビジネスの実現 |
かゆみに苦しむ全世界の患者に新しい治療選択肢を提供するため、患者が自宅で簡便かつ安全に使用でき、通院の負担を軽減し、即時的な治療を可能にする低出力レーザー治療器の実現および事業化を目指す。 |
福井大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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藤田 聡 教授 | エレクトロスピニング法で吹き付けるハイドロゲルナノ繊維癒着防止材 |
ハイドロゲルをエレクトロスピニング法でナノ繊維化し,手術中に患部に直接吹き付けられる,止血効果を兼ね備えた癒着防止材と,そのための臨床用スプレーデバイスの開発を行う。 |
公立小松大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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橋本 泰成 教授 | 脳波で操作する非侵襲型脳波制御技術の事業化 |
本プロジェクトでは、脳波で操作する非侵襲型歩行補助・リハビリデバイスと、神経回復評価や自律神経モニタリング機能を統合して、革新的リハビリ支援技術の事業化を目指す。 | |
山岡 禎久 教授 | 光音響イメージングを用いた皮膚性状・皮膚関連疾患評価装置の事業化検討 |
本研究では,自己修復性を持つベッセルビームと融合した光音響イメージングシステムの開発を行う.高コントラストに生体深部の観察ができることに革新性があり,皮膚疾患の予防や治療,美容と健康の促進に寄与する. |
テック
北陸先端科学技術大学院大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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鵜木 祐史 教授 | 音声なりすまし対策のための深層情報ハイディング法/検出法の開発 |
本研究開発課題では,AI音声合成技術を利用して作製されたなりすまし音声の対策のために,音声に秘密情報を埋め込む深層情報ハイディング法となりすまし音声を正確に検出する方法の基盤技術を提供する. | |
西村 俊 准教授 | 小規模で効率的な反応評価システムが担う触媒インフォマティクスの事業展開 |
効率的な触媒反応データ収集システムとデータ解析・触媒予測ツールの提供を基盤とする『データサイエンスに基づく触媒開発(触媒インフォマティクス)を支援する事業体』のビジネスとしての可能性を評価する。 | |
上田 純平 准教授 | 傷も付かない半永久高輝度透明蓄光セラで究極の低環境負荷光材料を実現! |
光エネルギーを蓄え長時間発光し続ける透光性セラミックスを、真空焼結を利用しない簡便な方法で作製することに成功した。本材料の高い長残光特性、光透過性、機械特性を活かし、新たな用途創出を実現する。 |
金沢大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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高杉 敬吾 准教授 | 純国産!歯科用CAD/CAM冠製造システムの開発 |
日本初の純国産歯科用CAD/CAM冠製造システムを開発。独自開発の螺旋経路生成アルゴリズムとそれに特化したミリングマシン開発により加工時間を大幅に短縮、小型軽量設計で小規模技工所の低コスト導入を実現。 | |
西村 斉寛 助教 | 力センサを「一気に」印刷可能な3Dプリンタの事業化 |
本研究開発課題では,課題推進者が開発してきた力センサを印刷可能な3Dプリンタ技術の事業化を目指し,温度補償機能の実装と足底圧センサの開発を行う.また,社会的ニーズの把握のための展示会出展を実施する. |
富山県立大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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唐山 英明 教授 | 世界初のイヤホン型高次脳波活動計測装置と解析システムの事業化 |
簡便に利用可能な小型無線脳波計を開発し、マーケティングをはじめとする工学的応用に向けた集団の脳波データ収集と解析を行う。また市場規模の調査や企業等へのヒアリングを行い、実用最小製品を制作し評価を行う。 |
石川県立大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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松﨑 千秋 准教授 | 産業用酵素の高機能化技術の事業化検討 |
食品・化学・環境・バイオ・医薬など様々な産業の製品または製造工程において触媒として使われている「酵素」を安定化して機能性を高める技術をもとに、その事業化を検討する。 |
金沢工業大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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藤田 萩乃 准教授 | 楕円型マイクロ波加熱チャンバの開発 |
マイクロ波加熱装置の用途は食品や工業材料の加熱・乾燥・殺菌等、多岐にわたる。本事業は加熱チャンバを楕円型にすることで極めて高い加熱効率を実現した。本装置を加熱装置メーカに提示しグローバル展開を目指す。 |
環境
北陸先端科学技術大学院大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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廣瀬 大亮 講師 | 酸化物薄膜トランジスタ型センサとAIの融合技術による “誰でもできる”食品のかんたんスマート品質チェックシステムの提供 |
本課題では、酸化物薄膜トランジスタ型センサとAIの検出判定技術を融合し、扱いやすい食品検査システムの実現を目指す。特に、食品に含まれるアレルゲンの検査を誰もが手軽に行える技術の開発に取り組む。 | |
加藤 裕介 博士後期課程 | 革新的凍結保存技術による豚精液の凍結保存事業 |
豚精液を凍結保存するための凍結保護剤を開発する。最終的には、豚精液を凍結保存して凍結精液・融解精液を販売する事業へと展開する計画であり、本課題内では豚精液用凍結保護剤の販売が可能な段階まで進む。 |
金沢大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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辻口 拓也 教授 | 可搬性・貯蔵性に優れた次世代非常用電源システム事業創出 |
本研究では、廃棄物や、CO2と再生可能エネルギーから合成が可能で環境親和性が高く、燃料の備蓄性に優れたギ酸を燃料として用いる小型電源システムを災害時の非常電源として用いるための事業創出に取り組む。 | |
廣瀨 大祐 准教授 | 難溶性分子の超効率的溶解・分散・再生・変換を実現する 革新的プラットフォーム技術の事業化 |
高い需要があるにも関わらず取り扱いが困難な難溶性マテリアルの加工における超省時間省エネ省資源化を実現する、超効率的溶解・分散・再生・変換に関する革新的触媒プラットフォーム技術の事業化を行う。 | |
眞塩 麻彩実 准教授 | 産業廃棄物及び水圏からの貴金属回収方法の樹立 |
日本は有価金属の殆どを輸入に依存しており、有価金属のリサイクルが望まれている。本事業では極端な酸性・アルカリ性である工業排水や海底熱水から有価金属のみを回収する吸着剤を用いた貴金属の回収を目指す。 |
富山県立大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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鎌倉 昌樹 講師 | ダニ寄生に伴うミツバチ大量死を抑制する新規薬剤の開発 |
農作物の受粉に必須であるミツバチは、近年ヘギイタダニの寄生に伴って世界規模で大量死しており、農業分野における大きな問題となっている。本研究課題では、このミツバチ大量死を抑制する新規薬剤開発を目指す。 |
福井県立大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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法木 左近 特命教授 | ペットや家畜など動物の白癬(水虫)を簡単に検出するキットの開発と社会実装 |
白癬、いわゆる水虫は人獣共通感染症であり、ペットや家畜も罹患する。我々は独自に開発した迅速で簡便な検査法である白癬菌抗原キットを動物白癬診断に応用し、動物白癬診断薬としての認可を得て社会実装を目指す。 | |
末武 弘章 教授 | 塩濃度変化を用いた魚類(アユ・ニジマス)体表への善玉菌導入技術の開発 |
細菌性冷水病はニジマスやアユに大きな被害をもたらす感染症ですが、その予防策は限定的です。本課題では特にニジマスを対象に、冷水病菌の増殖を抑える善玉菌を効率的に魚に定着させる技術の開発を進めています。 |
地域・その他
金沢美術工芸大学
研究代表者 | 課題名称/概要 |
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桑村 佐和子 教授 | ~工芸領域横断型イノベーションによる海外富裕層市場の開拓~KANABI KOGEI + |
大学内の共通工房における技術専門員であり、かつ作家である15名が協働し、領域横断的かつ高付加価値アート作品を通じた富裕層向けアートビジネスの事業化を目指す研究課題。 |